にっくです。どうも、お久しぶりです。
Quote from: sama55 at May 26, 2009, 03:08 PM
1.skingraft自体のインストールがResource Wizard Moduleに依存しており、初心者がつまづく可能性が高い(マニュアルインストールも可能ですが、これは関係者が一様に認識してる問題点のようです)。
2.自動インストールは「テンプレート」と「チャンク」。スニペットはマニュアルで入れなければならない。
テンプレート変数も同梱できるようですがどこまでできるかは未評価です。
3.テンプレート適用後キャッシュをクリアしてないようで、マニュアルでキャッシュを消さないと適用結果が確認できない。
4.スキンのアンインストールのインタフェースが分かりづらい(編集に入ってから消す。消せないものもある)。
(抱き合わせでインストールしたチャンクやテンプレート変数はどうなるのか?)
5.テンプレートの作成画面と編集画面の操作性に難があり、パッケージの制作作業の負荷が高そう。
6.モジュールの画面デザインが独自仕様。DocumentManagerのようにコアと一体感のあるデザインが望まれる。
僕が触った印象と、若干違う感じですね。以下、僕の感想です。
1・インストールはマニュアルで可能でした。Resource Install Wizard自体は、僕が気づいたときにはダウンロードできなかったため未検証です。使っていません。手作業でインストールする手間はありましたが、そんなに苦痛ではありませんでした。
2・おっしゃるとおり「デフォルトで使用していないスニペットは手作業でインストール」が必要のようですが、デフォルトのテンプレートの場合は必要ありませんでした。ただし、SkinGraftレディなテンプレートでも、書き方によっては「WayFinderが必要です」などと、既存スニペットの有無を確認するメッセージが出てきます。この辺はSkinGraftの甘いところかも
3・これはそのとおりです
4・これもそのとおりですが、WordPressのテンプレートインストールにおいても、基本は「テンプレートファイルをFTPでアップしたらインストール完了」「FTPでテンプレートフォルダごと削除すればアンインストール完了」なので、問題視するレベルの手間ではない気がする
5・まだ自分でパッケージ生成できていませんが、既存のSkinGraftレディのテンプレートを見ていると、単純に10行程度のskin.phpファイルを定義するだけです。それほどの負荷とは思えません。
6・うーん、これは個人レベルの感覚の問題だと思います。僕は可も不可も感じませんでした。
総じてブラッシュアップの余地はありますが「結構使えそうじゃん」というのが僕の印象です。
SkinGraftについて本家メンバーと話したのですが
・テンプレートを複数使うならともかく、一度運用が始まったらあまり使わない
ということで、本家内で低評価だったようです。このため、SkinGraftがあまり注目されなかったようです。
一方、初めてmodxを触る人は、そもそもテンプレートの入れ替えで詰まる人も多いと思うため、SkinGraftで簡単にテンプレートを入れ替えられるようでしたら有用だと思います。
WordPressの楽しさのひとつに「世界中のテンプレートスキンをあれこれ簡単に入れ替えられる」というのがあります。
実際楽しいのですが、よく見ると日本語環境では化けてたり、メニューが不完全だったりすることも多々あります。
それでも「あれこれ優れたデザインをとっかえひっかえするうちに、WordPressそのものの楽しさに引き込まれる」というメリットがあります。
modxでいえば、これはSkinGraftが担うべき役割だろうなと感じました。WordPressやMovabelTypeのインストールと比べると、そんなに手間の面において遜色ない気がします。
本家の評価は個人的にはあまり納得できず「このモジュール、結構有用じゃないか」というのが率直な印象です。